クルマの動きを再現する秘密兵器は、伝説の超音速機に由来【動画】

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You Tubeに公開(2016年6月23日)されてからわずか2週間強で300万以上の再生回数となっている話題の動画が『ミル・ブラックバード』のプロモーションムービー。

世界三大広告賞に数えられるカンヌ・ライオンズフェスティバルにてイノベーション賞を獲得したこのテクノロジーは、自動車の広告における動画に革新をもたらすこと間違いなしといえる技術なのです。

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その姿は、見ての通り実車サイズのラジコンカー(シャシーのみ)のよう。その動きにCGのボディを載せることで、リアルな動きや背景の流れ、舞い散る落ち葉などを撮影することができるというもの。

『ブラックバード』という名前は、それを愛称としていた超音速偵察機SR-71と同じ場所で作られたことに由来するといいますが、まさに自分自身を隠してしまうという点でもSR-71との関連性を思わせる革新的なツールといえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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