様々な動きを再現できるよう、前後ダブルウィッシュボーン(リアはダンパーなどインボード配置)のポテンシャルの高いシャシーとしているのは動画でも確認できますが、さらにホイールベースを変更することで、実車のディメンションを再現することも可能といいます。
また、動画で確認できる範囲ではリア駆動(電気モーター式)に見えますが、サスペンションの減衰力を調整することで、駆動方式ごとの挙動を再現することもできるといいます。さらにモーターの駆動力をコントロールすることにより、シフトチェンジなどによる動きも再現するといいますから侮れません。
動画では、内外の様々な自動車メーカーのボディを載せた状態でのプロモーションをしていますが、この技術により自動車広告の自由度は上がることでしょう。
ただし、実車ではできないような動きも可能なわけですから、プロモーション映像が実際のパフォーマンスを示していると鵜呑みにできない時代になったというわけです。
(山本晋也)