時代考証もしっかりしていて、小道具にもこだわり満載です。。
自動車雑誌やカービデオを見ながら胸ときめかせるシーンでは、ほんの2秒ほどしか登場しないにもかかわらず、架空の自動車雑誌「AUTOファン」がしっかり作り込まれていました。
さらに、まったく同じストーリーが、ロケ地を変えて撮られていることにも驚きました。それもオーストラリアと南アフリカという、はてしなく遠い土地で。
日本のどこかの土地を海外風に撮ったのでもなく、CGでもなく、実際に車両を持ち込み撮影されたようです。
各国版ともに、演者を変えただけで、まったく同じストーリー展開で撮影アングルもほぼ同じ。
事前に費やしたロケハンの手間を考えると、ちょっとした映画を撮れるくらいコストがかかっているのは容易に推測できます。
ドリフトシーンが盛り込まれていることから、現地で万が一のことがあったらパーツはどうするんだろう…そんな心配もしてしまいますね。
作り手の苦労が報われているのが再生回数で、関連動画を合わせると約47万回という記録を打ち立てています。