プリウスPHVの燃費・電費・充電時間、そして伸びたEV走行距離はどう評価される?

従来型プリウスPHVの「JC08モード走行ハイブリッド燃費」は31.6km/Lでしたから、新型は6km/L以上延びる見込みとなっています。

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燃費で気になるのは、新型プリウスPHVは、アグレッシブな外観デザインを採用したためか、あるいは全長が105mm延長(全幅、全高は同値)されるためか、Cd値が0.24から0.25に若干悪化している点でしょうか。

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とはいえ、EV走行時の航続可能距離は60km超が目標値となっているほか、メルセデス・ベンツやBMWなど輸入車のPHVに多いように、EV走行での最高速度も135km/h(テストコースなどでの計測)に達しているそうですから、バッテリーの残量があれば、強めにアクセルを踏み込まなければEVとして日常ユースはまかなえそう。

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旧型プリウスPHVは、EVとしての走行可能距離の短さが泣き所で「プリウスと変わらないのでは?」というユーザーの判断もありましたが、航続可能距離が伸びたことで、新型プリウスPHVの評価がどう変わるかが気になります。

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PHVに必要かどうかの議論はありますが、新型プリウスPHVは急速充電にも対応しています。その充電時間は、80%までなら約20分とアナウンスされています。

(文/写真 塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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