ダイムラーが外部充電できるFCVを2017年に発売へ!

このほか、約9kWのリチウムイオンバッテリーを車体後部に搭載。

Daimler_FCV

外部からの充電が可能なPHV(プラグインハイブリッド車)となっているのが特徴で、水素の残量が減っても最大50kmのバッテリー走行を可能にするなど、水素ステーション数の少ない現状にも対応しているそうです。

水素と電気がフルの状態での航続距離は500km。

Daimler_FCV

ダイムラーではFCVの他にも航続距離を500km程度まで伸ばしたEVや、コストアップを抑えたマイルドHVの製品群にも力を入れており、2017年以降に市販化を予定しているそうで、次世代環境車で先行するトヨタやホンダに対抗する構え。

このように、ダイムラーは電動車のラインナップを拡充することで、今後欧米で強化される環境規制に対応するとともに、市場をリードする考えのようです。

Avanti Yasunori ・画像:Daimler)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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