ポルシェが自動運転などの先進技術開発で新会社設立!

ポルシェが先頃、新会社「ポルシェ・デジタル」を設立すると発表しました。

PORSCHE

今後ますます進むクルマのデジタル化に対応するのが目的で、プレミアム車用のソフト開発をリードする大手サプライヤを目指すそうです。

ドイツ・シュトゥットガルト近郊に本社を構え、米ITコンサルティング会社であるガートナー出身のティロコスロフスキー氏がCEOに就任。

新会社では先進技術の動向調査を行うとともに、特に自動運転の分野で世界中のイノベーターをつなぐインターフェイスに位置付けている模様。

PORSCHE

今後はドイツ本社の他にも米シリコンバレー、ベルリン、中国にも拠点を置くそうで、デジタル化に向けたパートナーとの長期的な協力を推進して行くとしています。

トヨタ自動車も自動運転の研究を加速すべく、米国に研究機関「TRI」を設置するなど、クルマの高度AI(人工知能)化に乗り出しており、こうした動きはポルシェにおいても同様のようです。

Avanti Yasunori ・画像:PORSCHE)

【関連記事】

トヨタ、ミシガン州に新拠点を開設し、「自動運転」の研究を加速
https://clicccar.com/2016/04/18/365468/

ポルシェ・911、次期モデルにプラグインハイブリッド確定か!?
https://clicccar.com/2016/03/22/361190/

ポルシェ・カイエン、次期モデルにEVモデル投入か!?
https://clicccar.com/2016/02/15/353738/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる