「自動運転時代」には必須!? ヴァレオがセンサークリーニングを展示【人とくるまのテクノロジー展】

アダプティブクルーズコントロールや衝突回避・被害軽減ブレーキなどにとって、センサー類の汚れは機能不全に陥る可能性がある「天敵」。フロントウインドウにカメラやレーダーなどのセンサー類を配置するのは、ワイパーが届く範囲であり、汚れを防ぐことができるという意味もあります。

ヴァレオが人とくるまのテクノロジー展で展示した「センサークリーニング」は、すでに自動車メーカーからも引き合いがあるそうで、既存のフロントウインドウ用の洗浄液(ウォッシャー液)を使うシステム。

フロントカメラをはじめ、サラウンドビューカメラ、リヤカメラ、レーザー(スキャナー)などといったあらゆるセンサーをクリーニングできるそうで、洗浄液の使用量も抑制することで、安全性と経済性を両立しているそうです。汚れを検知し、自動的にクリーニングしてくれればドライバーも安心してこうした安全運転できそうですし、自動運転時代には必須装備になりそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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