【Bonjour!ルマン女子vol.4】トヨタ中嶋一貴選手に単独インタビュー!ル・マンで走ってない時は何してますか?

—走行していない時は何をしていますか?

「クルマを降りたら、まずそのクルマがどうだったかっていうことをチームスタッフに伝えるのが最初ですね。降りたら汗だくなので、シャワーを浴びてご飯を食べます。ご飯を食べるタイミングも難しいんですよ。あとは寝ます!」

—小林可夢偉選手は眠れないそうですが、中嶋選手は眠れるタイプなのですね。携帯のチェックはしますか?

「レース中はレースに集中しているので、そんなに見ないです。あっ、でも2年前のサッカーワールドカップでル・マンの決勝日に日本対コートジボワール戦をやっていたんですよ。映像では見ていないですけど、結果が気になってニュースはチェックしてましたね(笑)。」

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—(笑)。もしドライバーじゃなかったらどのような職業についていたと思いますか?

「レースに関わる仕事をしていたんじゃないかなって気がしますね。他に想像がつかないです。」

—サラリーマンなんてどうですか?

「無理です! 毎日決まった時間に起きて、決まった時間の電車に乗って働くっていうのは身体がうけつけません!(笑)」

—そこまでダメですか(笑)。では、最後にル・マンの意気込みを教えて下さい!

「去年は1年丸ごと悔しかったですし、一昨年は勝てるチャンスがあるところで途中で終わってしまったりと悔しいレースが続いているル・マンなので、そろそろ喜べる結果を出したいと思います。今年は戦闘力のあるクルマになっていると思うので、優勝にチャレンジできる年だと期待しています。」

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中嶋選手、ありがとうございました! 「レース関係以外の仕事は考えられない。」と言いきれるって、かっこいいい!

そして、ル・マンの素晴らしい雰囲気を味わってみたいなと思いました。ル・マンを現地観戦したら感動するだろうなぁ。いつか行ってみたいです! 私の「現地観戦したいレース」のひとつになりました。

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小林選手と中嶋選手が口を揃えて言っていた、レースだけでなくテスト期間も含めて過酷なル・マン。その過酷なル・マンに、ドライバーとチームが一丸となって挑戦するってかっこいいですよね。決勝のスタートは6月18日(土)の現地時間午後3時(日本時間午後10時)からです。今年こそ初優勝を獲得できますように! 日本からもエールを送りましょう! 私も全力で応援します!!

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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