【Bonjour!ルマン女子vol.4】トヨタ中嶋一貴選手に単独インタビュー!ル・マンで走ってない時は何してますか?

WECフル参戦2年目の中嶋選手が考えるル・マンとは・・・? 早速インタビュースタートです!

s-20160518Kamui Kazuki_132

—レースキャリア、長くなりましたよね。今年で何年目になりますか?

「そうですね。長くなりましたね。カートから数えはじめると20年、レースに出るようになって13年たつので若手ではないほうだと思います。ベテランに片足つっこんでいるような感じですね(笑)。」

—20年!凄いですね。様々なレースに参戦している中嶋選手ですが、ル・マンへの挑戦はやはり特別なことでしょうか?

「F1とかいろいろな大きなレースに出てきましたが、ル・マンは他のレースに比べると時間も長いですし、スタッフと共にする時間や準備も含めてすごく長いんですよね。レース中は寝て起きての繰り返しだったり、クルマが壊れたら直して出て行ったり。そういうところも含めていろいろなことが起こるレースなので、それを同じスタッフと一緒にやりきるっていうことにまず意味があると思います。」

s-20160518Kamui Kazuki_142

—ル・マンで楽しみにしている事はありますか?

「まずはレースが始まる前のセレモニーです。クルマがコース上に並べられてチームスタッフが全員並んで、スタートにむけて雰囲気が盛り上がっていくところは一番現場にいてしびれるところですね。みんなでこれから頑張ろう!っていう一体感が好きですね。」

—それはしびれますね!レース中、気持ちがアツくなる瞬間はありますか?

「ル・マンってクラスが違う遅いクルマと速いクルマが走っているので、遅いクルマにひっかかることが多いんですけど、自分のペースを乱されるとイライラしちゃいます。」

—そうなんですか!意外ですね。イライラした時に、独り言など言ってしまうことはありますか?

「無線にのせないだけで、言ってると思いますよ。僕、自分で思ったことをなぜか言葉にして繰り返すクセがあるので(笑)。」

—独り言、聞いてみたいです!

「恥ずかしいのでやめて下さい(笑)!」

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
続きを見る
閉じる