WECフル参戦2年目の中嶋選手が考えるル・マンとは・・・? 早速インタビュースタートです!
—レースキャリア、長くなりましたよね。今年で何年目になりますか?
「そうですね。長くなりましたね。カートから数えはじめると20年、レースに出るようになって13年たつので若手ではないほうだと思います。ベテランに片足つっこんでいるような感じですね(笑)。」
—20年!凄いですね。様々なレースに参戦している中嶋選手ですが、ル・マンへの挑戦はやはり特別なことでしょうか?
「F1とかいろいろな大きなレースに出てきましたが、ル・マンは他のレースに比べると時間も長いですし、スタッフと共にする時間や準備も含めてすごく長いんですよね。レース中は寝て起きての繰り返しだったり、クルマが壊れたら直して出て行ったり。そういうところも含めていろいろなことが起こるレースなので、それを同じスタッフと一緒にやりきるっていうことにまず意味があると思います。」
—ル・マンで楽しみにしている事はありますか?
「まずはレースが始まる前のセレモニーです。クルマがコース上に並べられてチームスタッフが全員並んで、スタートにむけて雰囲気が盛り上がっていくところは一番現場にいてしびれるところですね。みんなでこれから頑張ろう!っていう一体感が好きですね。」
—それはしびれますね!レース中、気持ちがアツくなる瞬間はありますか?
「ル・マンってクラスが違う遅いクルマと速いクルマが走っているので、遅いクルマにひっかかることが多いんですけど、自分のペースを乱されるとイライラしちゃいます。」
—そうなんですか!意外ですね。イライラした時に、独り言など言ってしまうことはありますか?
「無線にのせないだけで、言ってると思いますよ。僕、自分で思ったことをなぜか言葉にして繰り返すクセがあるので(笑)。」
—独り言、聞いてみたいです!
「恥ずかしいのでやめて下さい(笑)!」