フォルクスワーゲンの国内販売が復調。9か月ぶりにプラス成長

フォルクスワーゲンの2016年5月の新車登録台数が4,015台で、前年同月比:+9.7%となり、2015年8月以来、9か月ぶりに前年同月比にてプラス成長を示したことが発表されました。

Golf TSI Highline_Rear

2015年9月に、北米でディーゼルゲートと呼ばれる旧型ディーゼルエンジンに違法プログラムを使っていた問題が表面化して以来、日本国内での販売モデルには無関係な話だったにもかかわらず、ブランドへの信頼性を失ったことで販売不振となっていたフォルクスワーゲン。

2016年5月には、 「ゴルフ」(前年同月比 :+14.6%)、「ポロ」(前年同月比:+0.6%)といった主力モデルが販売回復したこともあり、前年同月比を超えることができたということです。

5月には、その主力モデルの商品性を高めるマイナーチェンジも実施しています。はたして、この勢いはそのまま加速するのでしょうか。

【関連記事】

フォルクスワーゲン・ゴルフにスチールホイールの低価格仕様が新登場!
https://clicccar.com/2016/05/17/372529/

フォルクスワーゲン・ポロがマイナーチェンジ。200万を切る価格設定
https://clicccar.com/2016/05/19/372516/

フォルクスワーゲンup!にジーンズ調のシートカバーなどを装備したユニークな特別限定車が登場
https://clicccar.com/2016/02/14/353441/

フォルクスワーゲンのお祭り!「Volkswagen Day 2016」【吉田由美のすべすべ62】
https://clicccar.com/2016/05/22/373460/

フォルクスワーゲンの排ガス認証不正、販売台数への影響は限定的?
https://clicccar.com/2016/05/02/369331/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる