ボンネットフードやグリル、フェンダーを中心に一新したフロントビューに加え、より美しく伸びやかなサイドビューを実現するなど、独自の存在感を強調した外観デザインとし、ボディカラーではミニバン初(トヨタ調べ、2016年6月現在)となるツートーン仕様が設定されています。
インテリアには、新たに「ブランノーブ(ブランノーブは、ヌバック調シート表皮のことで、TBカワシマの登録商標)や、サテン調加飾を採用するなど、シンプルかつモダンな室内空間を演出したとしています。
装備面では、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」の標準化が注目点で、パワートレーンなどには手は入れられていませんが、サスペンションのチューニング最適化をはじめとする走りの質感向上なども図られています。
具体的には、リヤコンビネーションランプにエアロスタビライジングフィンを採用することで空力性能を高め、走行安定性を確保。
また、フロントパフォーマンスダンパーの設定により、走行中の小さなたわみや微振動を速やかに吸収し、よりシャープなハンドリングを実現に貢献するとしています。
ボディカラーは、先述したようにミニバン初となるブラックルーフと組み合わせたツートーン仕様(ルーフ・ピラー・アルミホイールなどをブラックで統一し、よりスタイリッシュさを追求)の3色(オプション設定)をはじめ、新規設定色のレッドマイカメタリック、ダークシェリーマイカメタリック、スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(オプション設定)を含む全10色を用意。
インテリアカラーは、天井、ピラーを含めてブラックで統一されるほか、グレードごとにシートカラーが設定され、より洗練されたキャビンになっています。
さらに、福祉車両の「ウェルキャブ」も、ベース車と同様の改良が施され、セカンドシートがそのまま車いすになる「サイドリフトアップシート車(脱着タイプ)」には、シートが格納された時の前後スライド位置・リクライニング角度の自動記憶機能が採用され、使い勝手を向上しています。
(塚田勝弘)
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