経済産業省の「NEDO」(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、ガソリン車並みの走行性能を有する普及価格帯の電動車用「革新型蓄電池」実用化に向けた技術開発に着手すると発表しました。
2030年までに現行のリチウムイオン電池の性能を超える容量5Ah級蓄電池を開発する予定で、大学や研究機関、企業との連携により、エネルギー密度や耐久性、安全性などの車載用蓄電池に必要な性能を高いレベルで両立させる考え。
NEDOによれば、日本のエネルギー・環境制約への対応と自動車産業の競争力の維持・強化のためには、燃料多様化や省エネルギー、CO2排出量の削減に繋がる電動車をガソリン車と同等の利便性を持つ製品に高める必要があるとしています。