NEDO、500km走れる「革新型EV電池」の開発に着手!

経済産業省の「NEDO」(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、ガソリン車並みの走行性能を有する普及価格帯の電動車用「革新型蓄電池」実用化に向けた技術開発に着手すると発表しました。

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2030年までに現行のリチウムイオン電池の性能を超える容量5Ah級蓄電池を開発する予定で、大学や研究機関、企業との連携により、エネルギー密度や耐久性、安全性などの車載用蓄電池に必要な性能を高いレベルで両立させる考え。

NEDOによれば、日本のエネルギー・環境制約への対応と自動車産業の競争力の維持・強化のためには、燃料多様化や省エネルギー、CO2排出量の削減に繋がる電動車をガソリン車と同等の利便性を持つ製品に高める必要があるとしています。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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