2016年4月の軽自動車販売、前年同月比減ながらも上向き!

車名別では首位のホンダ「N-BOX」が11,691台(+14.4%)、2位のダイハツ「タント」が10,996台(+36.7%)、3位のスズキ「アルト」が8,076台(+9.8%)、4位のスズキ「スペーシア」が6,838台(+13.2%)となっており、ホンダ「N-WGN」は5,356台(+27.4%)で7位のポジション。

その他の上位ランキング車種は前年割れの状況となっています。

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中でも燃費データの不正が発覚した三菱自とその影響を受けた日産では、4月20日以降対象となった車型の販売を停止しており、日産の主力車「デイズ」についても2,453台(-67%)で11位に転落するなど、大幅な販売落ち込みをみせています。

ただ、全体としては昨年4月の軽自動車税増税以降、長らく続いている販売不振から徐々ではあるものの、抜け出しつつある状況。

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今後、日産・三菱自両社の販売減の影響がどの程度影響するのかが注目されます。

Avanti Yasunori ・画像:全国軽自動車協会連合会)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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