この巨大サイズ。あふれるワイルド感。オトコがこのクルマに憧れるのはやっぱり本能?

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いわゆるフルサイズピックアップで、アメリカではこれを乗用車として個人で愛用する人がけっこう多いんですよね。

もし日本で使ったら、車体が大きすぎてファミレスの駐車場ではとんでもないことになりそうです。

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ダブルキャブ車は後席が広いのも特徴。足元の余裕も凄い。

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エンジンは日産製ではなく、カミンズ社製のディーゼルを搭載。V8の5Lで、最高出力は310馬力。トルクはなんと753Nm。

これだけの強心臓なのだから、車重約3トンとはいっても加速は豪快。巨体が勢いよく動く様子は、まるで疾走するバッファロー(アメリカっぽくまとめてみましたよ)。

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今回撮影した車両は上級仕様で、日本円にすると約650万円。

その値段を出せばそれなりのプレミアムセダンも買えるけれど、実車を前にするとあえてワイルドなトラックを選ぶ気持ちもよくわかります。理論ではどうにも説明できない、もはや本能的としかいえない魅力ってやつですね。

これでホームセンターとか行ったらカッコいいぜ。あぁ欲しい。

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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