トヨタ紡織は、2016年4月にアメリカのシリコンバレーに「トヨタ紡織アメリカ シリコンバレーオフィス」を新設し、自動運転や移動空間に関する先進技術の情報調査・分析活動を強化する、と発表しました。
シリコンバレーオフィスは、トヨタ紡織アメリカのR&Dセンター組織として、 トヨタ紡織 日本本社の基礎研究所や、世界各地域に設けるR&Dセンターとも連携する、ということです。
シリコンバレーオフィスの所在地は米国カリフォルニア州 サンノゼ市で、当面は3名の人員でスタートします。
自動運転に関しては、グーグルが最高レベルのレベル4の実験車を公開して、世間の注目を集めました。
日本でも、トヨタが昨年10月に首都高速でレベル2に相当する自動運転実験の様子を公開し、また産官学の「自動運転ビジネス検討会」が発足するなど、活発な動きを見せています。
このような中で、トヨタ紡織のシリコンバレーオフィスからどのような自動運転に関する新しい技術やアイテムが登場するかに興味がつきません。
(山内 博・画像:トヨタ)