スバルが次期「インプレッサ」から新プラットフォームを展開!

次世代プラットフォームでは、衝突エネルギー吸収率を現行モデル比で1.4倍に向上させるとともに、車体ねじり剛性を1.7倍に向上。

SUBARU_SGP

車体各部の振動を大幅に低減させており、サスペンションの改良と相まって車体の揺れを現行比で半減させている模様。

低重心化により高性能スポーツモデルと同等の操縦安定性を実現しているだけでなく、高い直進安定性が求められる自動運転走行においても操舵時の無駄な挙動がなく、路面に吸い付くような走りを実現しているといいます。

SUBARU_SGP

ハイブリッド仕様や今後の電動化(PHV、EV)にも対応しているそうで、様々なパワーユニットにも一つの設計構想で対応が可能とか。

SUBARU

「SGP」は単なる開発コスト低減に留まらず、これまでスバルが築いて来た強みをより強固なものにするための要素として、まさに今後のスバル車の基盤になりそうです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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