バッテリーはボディー中央下部、高圧水素タンクは後部座席の下とトランク部分に収納、FCスタックのスペックは「MIRAI」とほぼ同等ながら、モーターの最高出力は113kWに対して130kWに高められています。
水素充填時間は3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手を実現しており、航続距離はJC08モードで「MIIRAI」の650kmを上回る750km以上を誇ります。
また、一般家庭のおよそ7日分の電力を供給することができる外部給電器「Power Exporter 9000」を組み合わせることで、「走る電源」として災害時などにクルマが作る電力をコミュニティに提供することが可能。
「クラリティ」フューエル セルは自治体や企業などにむけてリース販売を行い、市場における製品の使用状態やユーザーの多様な意見・要望を収集した後に一般販売を開始する予定です。
年内には米国などでも月額500ドル以下でリース販売を開始する模様。
トヨタ、ホンダの両社からFCVが販売開始されたことで、政府が目指す水素社会実現に向けた動きに拍車がかかりそうです。
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