ホンダが来年発売するFCV(燃料電池車)は非常用電源となる!

この冬は記録的大雪で道路が閉ざされたり、自動車等に閉じ込められた方が少なからずおられたようですが、そういう時にも気になるのが非常時の電源確保です。

ホンダが福岡県北九州市と取り組んでいる「北九州スマートコミュニティ創造事業」の共同実証実験で、FCV(燃料電池車)の「FCXクラリティ」から公共施設へ非常用電力を供給する実験を開始したと発表しました。 

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北九州市にある「いのちのたび博物館」に一般家庭のおよそ6日分の使用電力を供給できる、最大出力9kWの外部給電機能を装備したFCXクラリティを使用して、非常用給電「V2L(ビークルトゥロード)」の実証実験を行うもの。 

同社はこれまでも「スマートコミュニティー実証」事業の一環として、FCXクラリティから電力を供給し、電力ピークカットに貢献する電力平準化の新たな方法として、「V2H(ビークルトゥホーム)」の実証実験を行っています。 

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今回の実験ではFCXクラリティに積載した可搬型インバータボックスから、公共施設の10kW蓄電装置へ非常用電力を供給。 

これによりFCXクラリティの緊急時における移動可能な発電設備としての実用性に加えて、災害時に避難所となる学校などの公共施設への給電を検証すると言います。 

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ホンダはクルマから家庭への外部給電という新しい価値の実証実験を通してFCVの普及と、クリーンで持続的な水素社会の実現に取り組んで行くとしており、こうした実証実験の積み重ねを経て2015年にFCVを市販する予定。

来年に迫った実用性を併せ持つ同社の市販版FCV登場が注目されます。

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 (Avanti Yasunori)  

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この記事の著者

Avanti Yasunori

Avanti Yasunori 近影
大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからのクルマ好きで、免許取得後10台以上のクルマを乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。