豊田自動織機は、新開発の樹脂クォータウインドウと樹脂リアウインドウが、トヨタの「TOYOTA 86GRMN」 に採用された、と発表しました。
「TOYOTA 86GRMN」 は2016年1月に発売された100台の限定モデルで、その走りはドイツ・ニュルブルクリンクで鍛え抜かれたものです。
「意のままに操る愉しさ」を実現するため、軽量な樹脂ウインドウは車両上部の重量を削減することに貢献し、低重心化を実現しています。
開発の樹脂新クォータウインドウと樹脂リアウインドウの特長は
1.ポリカーボネートを採用し、現行比約50%の軽量化を実現
2.耐傷付き性を大幅に向上させた新ハードコーティング(クォータウインドウ)
3.世界初(豊田自動織機調べ)となる曇り防止用熱線入り樹脂リアウインドウ
です。
ウインドウ・スクリーンのガラスの重量は、車両重量の中で大きな割合を占めている、と言われています。今回の樹脂クォータウインドウと樹脂リアウインドウが車両重量の軽量化を促進することが期待されます。
(山内 博)