これは自転車のような小ささと軽さにあると思います。もしバランスを崩しても足付きがいいので結構思い切った走りができるのと、前後のタイヤサイズが同じなので完全なオフロードバイクと比べて乗り味が少し違うんです。
本当に自転車にエンジンが付いたような感覚そのものです。クラッチ操作もないので途中で止まってしまってもエンストしないし、乗ってる側の気も楽です。
ここまで乗りやすいとは予想もしていなかったほど誰が乗っても楽しいバイクでした。まさに使い方を乗り手が決められる「JUMP BIKE」という名の通り。
街乗りもできるのでちょっとした探検もできるし、この身軽さから多少のエクストリーム的なこともこなせてしまう「FX110」。
スピードを出すのはきついけれど、それもこのオフロード性能の高さと引き換えだからと考えれば納得です。
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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