■トヨタ・プリウス
(JC08モード燃費 最良値:40.8km/L)
エコカーとして真っ先に名前が挙げられる「プリウス」。持ち前のハイブリッドユニットがもたらす低燃費に加えて、実用性も確保されていたことから多くの支持を集め、いまや見ない日は無いほど。まさにハイブリッドの立役者であります。
そんな「プリウス」が、昨年12月に待望のフルモデルチェンジ。
前方へ170mmズラしたルーフピークからボディ後端にかけて緩やかに傾斜することで得た流麗なプロポーションは空力の良さを感じさせ、目ヂカラ鋭いマスクと相まって、より先進性を感じさせる姿で現れました。ルックスは大胆に攻めていますが、乗員スペースと荷室は先代よりも向上。
搭載されるハイブリッドユニットも全面刷新し、燃焼効率は40%を達成し、燃費は最良で40.8km/Lを記録。アクセルの踏み始めから踏み込みにかけての反応が従来よりもリニアになっており、よりスムーズな運転が可能になっています。
安全面では「Toyota Safety Sense P」を搭載。自動ブレーキなど最新の安全装備が充実しています。さらに、初の4WDを設定した点も注目です。
かつては低燃費が中心でしたが、新型「プリウス」は第一にフツーのクルマであり、そこにハイブリッドで効率を追求しているのが特徴。まさに、イマドキのハイブリッドを象徴する一台と言えます。