フォードが日本市場に将来性を見い出せず2016年末までに撤退宣言

日本時間で2016年1月25日夜、フォードが日本市場から撤退!?  という報道が流れましたが、正式にフォード・アジア・パシフィックから日本市場から撤退するという発表がありました。

撤退時期は2016年末、急な決定という感は否めません。

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発表されている撤退理由を手短にまとめれば、日本という市場に投資しても、それに見合った収益が見込めないために、日本における事業から撤退して、リソースを他の地域に集中させるということです。

グローバル企業としてのフォードから見ると、日本市場の成長性が期待できないということなのでしょう。

なお、撤退後のアフターサービス、保証サポートなどは引き続き提供するということもアナウンスされていますが、詳細は今後の発表になる模様です。

※画像はイメージです

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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