新型BMW7シリーズの先進装備は時代の最先端を走る【エクステリア・安全装備編】

「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」は、快適な乗り心地とダイナミックなハンドリングを両立させるのに寄与しているサスペンション・コントロール・システムのことをいい、「ダイナミック・ドライブ(アクティブ・スタビライザー)」が走行時のボディの傾きを最小限に抑制し、さらにフロント・スクリーンの上部に設置されたステレオカメラが検知した路面状態の情報を元に、サスペンションの微調整をするという、最新装備になっています。

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「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」がないとどんな走りになるか確認できていませんし、エントリーモデルが1200万円超の7シリーズで、20万円ダウンが拡販にどう貢献するか分かりませんが、今回の非装着化により新型7シリーズの走りが大きくスポイルすることはない、ということなのでしょう。

さて、ほかにも走行や快適、安全装備に関する最新装備が満載されています。量産車初となる「レーザーライト」は、約70km/hを超えるとLEDハイビームのヘッドライトに加えて、レーザーライトが自動的に点灯し、LEDの約2倍に相当するという最大600m先まで照射できるもの。こちらは750i系に標準で、740i系はオプションになります。

安全、快適装備では「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備。前後バンパーとボディサイドの前後左右に設置された5つのレーダー・センサー、フロントウインドウのステレオカメラにより、車両周囲を監視する機能。

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具体的には、ACC(アクティブクルーズコントロール)、ステアリング&レーンコントロールアシスト(中央維持機能付)、レーンディパーチャーウォーニング(ステアリング操作に介入して車線復帰をサポート)、レーンチェンジウォーニング(左右後方の死角に迫る車両を知らせる)、アクティブサイドコリジョンプロテクション(隣車線を走るクルマが近づき、側面衝突の危険性が迫るとステアリング操作に介入)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ、後車追突警告、駐車場から出る際などに接近する車両がいると知らせてくれるクロス・トラフィック・ウォーニング(フロント&リヤ)からなります。

一部自動運転に近い技術は、安全性の向上はもちろん、ロングドライブの疲れを大幅に低減してくれること間違いなしです。

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そのほかにも、トップビュー+3Dビュー、ステアリング、速度調整、ブレーキ操作を自動で行うパーキング・アシスト、量産車世界初のリモート・コントロール・パーキングなどが用意されています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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