BMWのEV 4ドアクーペ「i4」市販型、航続距離は600km!?

■BMW・4シリーズのEV版、市販型ヘッドライトを確認

BMW初のEV4ドアクーペ「i4」の最新開発車両をカメラが捉えました。

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BMW i4 市販型プロトタイプ

基本的にi4は「4シリーズ グランクーペ」のEVバージョンとなります。市販型では、2017年のフランクフルトモーターショーで初公開された「I Vision Dynamicsコンセプト」からスタイリングを取り入れながら、全体的エクステリアは4シリーズ グランクーペにインスパイアされているといっていいでしょう。

BMW i4外観_013
BMW i4 市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、鋭利なLEDデイタイムランニングライトを備えるプロダクションヘッドライトを初めて装備、デビューへまた一歩前進したようです。

グリルがどこまで巨大化されるのか謎ですが、アーチ型のルーフラインは4シリーズ グランクーペに似ており、後部乗客のヘッドルームを十分に確保しているはずです。リアエンドではテールライトのカモフラージュの下にプロダクションデザインが見えるほか、エキゾーストシステムを持たないのも特徴といえます。

i4市販型はBMWのモジュラーCLARプラットフォームに乗り、同社はそれを複数のパワートレイン構成で提供、60キロワット/80キロワット2種のバッテリーパックが用意されます。パワートレインのレイアウト(1つか2つの電気モーター)に応じてAWDおよびRWDバージョンが利用可能となるといいます。

BMW i4外観_006
BMW i4 市販型プロトタイプ

最も強力なi4は0-100km/h加速4.0秒で駆け抜け、最高速度は200km/h以上、航続は373マイル(600km)とも噂されていますが、現実的に考えると300マイル(483km)程度となるのではないでしょうか。

プロダクションパーツは装着されましたが、開発はまだ中期と思われ、2020年にコンセプトモデルを発表後、2021年に生産型がワールドプレミアと予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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