【戦慄!クリッカー・オブ・ザ・イヤー覆面座談会ホンダS660編】高回転が楽しめる唯一のクルマ!?

■若き開発責任者、椋本陵氏はスゴイヤツだ!

20151221CCOTY_002

C「僕は椋本陵LPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)が、これから会社の中でどうしていくかが気になる」

※本田技術研究所/椋本陵氏:弱冠26歳で異例の抜擢を受けた、若きS660開発責任者

A「S2000じゃないですか?」

C「行くに行けないんじゃないかな。キャリア的に。まだ1台やっただけだし、右も左もわかんないわけで。もともとあの人はモデラー。だけど『もう1度モデラーに戻って、和光でもう1回削れ』って言うのも、社内的には一度職制をあげちゃっているからむずかしいでしょう、と」

D「多分、ミニバンとかをやるんじゃないですか?」

C「あとは全然違う形の仕事とか? 早くエースになっちゃうと、もう一回下働きさせられなくなっちゃうのが難しいね。
ただ、今まで100人くらいのLPLにインタビューしたけど、彼が一番心が強かった。鍛えられたんだね。きっと。『若いから』とバカにされたり、いろいろな経験を2年間にしているわけじゃん。そんな中で自分が決めて行くわけだからから強く出たりして。もしくは強い人だから選ばれたのかな?とにかくすごく心が強くてびっくりしたよ。
揺さぶりかけても、揺さぶられない。ちょっとポロっと言っちゃったりしない。えらいオジサンたちの方がよっぽど揺さぶられるよ(笑)」

関連記事:ホンダが抜擢した新型S660の開発責任者は、20代のカーガイだ!
関連記事:正装は作業服、S660開発責任者のホンダイズム

 

ついにヨソの会社の人事の話にまで触手を伸ばし始めた、先輩方!次にああでもない、こうでもないと言われるクルマは何でしょうか……。乞うご期待。

(トーク/先輩方・ 書記/くぼきひろこ)

この記事の著者

くぼきひろこ 近影

くぼきひろこ

もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけ車にあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々な車やその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?車、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。
知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、車愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。
続きを見る
閉じる