【戦慄!クリッカー・オブ・ザ・イヤー覆面座談会ホンダS660編】高回転が楽しめる唯一のクルマ!?

■スポーツカーとしての仕上がりは?

D「屋根の開閉がね。慣れれば平気だけど、最初ちょっとやりにくかったかな。まあ軽量化のためにはね」

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A「でも、乗って見るとメチャメチャちゃんと作ってあってビックリする。実用面ではアレかもしれないけど、走りに関して」

B「剛性感という意味ではすごくありましたね。剛性ではなく剛性”感”の話で」

C「少なくとも旋回速度はロードスターより圧倒的に速い!」

A「ストイックだよね。2人乗ったらカバン置く場所にも困る、みたいな(笑)。たくさんの人に向けるのでなければ、それもアリだなあ。そこまで割り切るのもスゴイ、羨ましいクルマづくりだなと感じますね」

D「そういう意味では同じ2シーターのスマート・フォー・ツーが、悪くはないけど、まあこんなもんかなって」

C「やっぱりオジサンがいっぱい買って、10年後に『荷物積めなくてもいいです!』という若い子が手に入れられるくらいは、市場に用意しておこう!」

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■走りはどうなの?

G「S660はスポーツカーとして見ると……。1人乗りのコミューターとして見ると楽しい」

B「パワーが足りないという意味かな?」

C「でも速いけどねえ」

E「速いというのと、パワーがあるというのはまた違うから。人によってね。コースで乗ったりすればスポーツカー!って感じだよね」

C「子供は喜ぶよー。信号ダッシュでレブまで当てられるから、あのクルマ」

A「そういうの、結構楽しいんですよね、あれ」

C「ロードスターだとやっぱりレブまで当てると、スピード出過ぎる」

A「全開するのにはちょうどいいんだよね」

E「『全開にして走るのがスポーツカーの気持ちよさである』と思うかどうかで、S660の評価は変わるかも」

D「首都高を走るのは楽しかったな」

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この記事の著者

くぼきひろこ 近影

くぼきひろこ

もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけ車にあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々な車やその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?車、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。
知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、車愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。
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