トヨタ自動車が先頃発表した今年のダイハツ、日野を含む世界生産は1012.5万台(前年比‐2.0%)、世界販売は1009.8万台(‐1.0%)と、共に前年割れながらも1,000万台超を見込んでいます。
またトヨタ単独の輸出分を含む国内生産は319万台(‐2.0%)、国内販売は150万台(‐3.0%)の見込み。
一方、同時に発表した2016年のダイハツ、日野を含む世界生産計画については本年比増の1019.6万台(+1.0%)、世界販売計画は本年並みの1011.4万台(±0%)。
トヨタ単独の輸出分を含む国内生産計画は本年並みの320万台(±0%)、国内販売計画は本年比増の155万台(+3.0%)となっています。
2016年の世界生産・販売についても引き続き1,000万台超えを見込んでいるものの、伸び率で見ると、1.0%未満に留まっているのが特徴です。
これは同社が高いシェアを握っているインドネシア、タイなど新興国の景気減速が影響しているためで、好調な北米市場での販売増を相殺している構図になっています。