トヨタが2人乗り「i-ROAD」を追加し、渋谷区で実証実験をスタート

2人乗りなんてあったかな? と思われた方もいると思いますが、今回新たに導入されるタンデムの2シーター「i-ROAD」は、超小型モビリティ認定制度の適用要件に即し、1人乗りに一部改良(リフレクター・車幅灯などの見直しや車両接近通報装置の装備など)を加えることで、2人乗りでの利用を可能としたそうです。

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2人乗りは、例えば子育て世帯など、2人乗りの利用が想定される方に約1カ月間貸し出し、通勤、買い物、子供の送迎といった日常生活の様々なシーンで利用してもらうことで、使い勝手をはじめ新しいモビリティとしての利用価値を検証。

試乗対象は、「OPEN ROAD PROJECT」の試乗パイロットのうち、2人乗り利用が想定される渋谷区在住の方および渋谷区職員の方。

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なぜ渋谷区なのかというと、「i-ROAD」の利便性の高さに関心を示し、同区の将来におけるまちづくりの可能性を模索する中で、トヨタと共同で本実証実験を実施するものだそうです。

(塚田勝弘)

【OPEN ROAD PROJECTホームページ】
http://openroad-project.com/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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