2人乗りなんてあったかな? と思われた方もいると思いますが、今回新たに導入されるタンデムの2シーター「i-ROAD」は、超小型モビリティ認定制度の適用要件に即し、1人乗りに一部改良(リフレクター・車幅灯などの見直しや車両接近通報装置の装備など)を加えることで、2人乗りでの利用を可能としたそうです。
2人乗りは、例えば子育て世帯など、2人乗りの利用が想定される方に約1カ月間貸し出し、通勤、買い物、子供の送迎といった日常生活の様々なシーンで利用してもらうことで、使い勝手をはじめ新しいモビリティとしての利用価値を検証。
試乗対象は、「OPEN ROAD PROJECT」の試乗パイロットのうち、2人乗り利用が想定される渋谷区在住の方および渋谷区職員の方。
なぜ渋谷区なのかというと、「i-ROAD」の利便性の高さに関心を示し、同区の将来におけるまちづくりの可能性を模索する中で、トヨタと共同で本実証実験を実施するものだそうです。
(塚田勝弘)
【OPEN ROAD PROJECTホームページ】
http://openroad-project.com/