最後の質疑応答ではあれこれ答えられる質問、答えられない質問(ギャラ…とか)、立場上答えられない質問(飛行場…は過去記事をどうぞ)がありました。
飛んでて一番怖かった事では、悪天候・特に雷雲との事。
軽飛行機なので悪天候対策の装備は有りません。ヨーロッパを移動中にポーランドで緊急直陸をした時、お金もほぼないし現地語で会話も出来ない中、声を掛けてきた日本語が喋れる地元の方のお宅に御厄介になった事があるのだとか。
対戦したくない相手はマット・ホールとマティアス・ドルダラーだそうです。特にマティアスは予選で自分が2位・マティアスが13位なのに、本戦でグッと強くなるのだとか。
また、予選好調でも決勝でタイムが落ちるのは何故か…というド直球な質問には、温度計測をしていない補機類が充分に冷却出来ていない事が最近判ったそうです。
勝ち進む程に、着陸して冷却する時間が短くなる(離陸迄の最短は3分程)ので、この辺りの改善が必要な様です。
来年のドリームボード(目標)に「エアレース優勝 は入っているんでしょうか」の質問には「公式には未だ云わない事になっていますが”入ってます”」の答えに会場は大いに盛り上がりました。
最初、緊張で胃が痛いと云いながら始まったトークショー。最後は笑顔が溢れていました。終了時には急きょ席が追加され、200人以上が室屋選手の話に耳を傾けました。