ゲーセン。郷愁を誘う単語ですね。ゲーセンことゲームセンター。しかし、往年のドライビングゲームに想いを馳せて、遠い目をしている場合ではありませーん!
東京モーターショー2015に、最新のスポーツ走行体感マシンとして展示されたのが、バンダイナムコエンターテインメントがリリースした「リアルドライブ」。
単なるゲームではなく、“超リアル志向”のドライビングマシンを目指したとか。180度の視界が得られるドーム型スクリーンと可動シートを備え、ステアリングホイールと3ペダル、6MTのトランスミッションを駆使してスポーツ走行を体感する、そうです。
ぜひ体験したかったのですが、ひとたびステアリングホイールを握ったらひたすら“走り”に打ち込んでしまいそうなので、涙をのんで自制しました。
体感機の横に立つのは仙堂里奈さん。アールキューズ・モータースポーツのレースクイーンでもあります。レースクイーンがきっかけでコンパニオンを始めたそう。
「クルマ、凄い好き!」とおっしゃるので、乗っているクルマを訊ねてみると、「キューイチ」とのこと。おー、最後のトヨタ・スターレットですね!
まったく個人的なことなのですが、EP71“かっとび”スターレットでレースをしていたことがあるので、なんだか懐かしくなりました。そして遠い目をしたまま、次の取材先に向かうのでした。
(文と写真:ダン・アオキ)