自動運転については国際基準の改正や、世界的な基礎技術の標準化など、様々な課題がありますが、もっとも重要なのは、自動運転車をユーザー(社会)が望んでいるか、ということ。また普及のためには、それぞれの社会に合った、コストとベネフィットのバランスを見極める必要もあります。
そして、アンケートを取ると、若い層ほど自動運転(ドライビングアシスト機能)へのニーズは高いといいます。違うアンケートでは、プリクラッシュブレーキや追従クルーズコントロールなど先進安全技術を体感したユーザーほど自動運転への親和性が高いという結果もあるのだそうです。
自動化技術に触れたことがあり、技術への信頼度の高い層は、自動運転を受容しやすいといえそうです。
ちなみに、自動運転テクノロジーのために支払うコストに関していえば、日本市場というのは世界でもっとも渋いレベル(100万円近い国もある中で、日本は5万円程度)という結果もあるのだそうです。