まずは、オーバルコースからです。よりワイド&ローを表現した新しいデザインを採用したフロントマスクを採用したXVに乗り込みエンジンを掛けます。スターターボタンを押して、エンジンを掛けてもエンジン音の進入はかなり抑えられています。
コースインして、アクセルを踏みどんどん加速していきますが、エンジン音や風切り音などはかなり抑えられていて、車内の静粛性はかなりレベルアップいます。初期型のXVハイブリッドと互角かそれ以上のレベルに感じます。
ドアガラスの板厚アップやリニアトロニックの振動、騒音の抑制、ボディ各部の吸音材の追加といった静粛性の向上を狙った効果はハッキリと感じられます。
そして走る愉しさを狙い、フロントのクロスメンバーの剛性アップやリアのトレーリングリンクブッシュの最適化、バンパーの減衰力、バネの定数変更を行ったおかげで、高速走行時の直進安定性はグンと高くなっています。ステアリングの修正もほとんど必要がなく、高速道路のロングドライブでも疲れにくくなっています。