新型レクサスRXに満載のレクサス初装備を一挙紹介

こちらは、脱着可能な樹脂製の加飾が施されたもので、「セレクタブルカラートリムアルミホイール」を名乗っています。

つまり、トリムの脱着が可能なアルミホイールで、ディーラーオプションのトリムを含め全4色(ソニックチタニウム、ブラック、ソニッククォーツ、アンバークリスタルシャイン)を設定。

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今回、ハイブリッドのRX450hに設定された4WDは、レクサス初の電気式4WD(E-FOUR)で、フロントモーターと独立したリヤモーターが滑りやすい路面での発進時などをアシストするもの。

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さらに、「低μ旋回時制御」も新たに採用されています。こちらは、前後荷重配分比により制御に加えて、旋回時のスリップ率のフィードバック、ヨーレートのフィードバックによる制御を加えたもので、シーンに応じた最適な前後トルク配分を実現するだけでなく、狙いどおりの旋回性能を実現するものだそうです。

「レクサス初」で最も多いのが安全装備。トヨタ最新の安全装備システムである「TSS(Toyota Safety Sense )」の採用を進めていますが、当然レクサス版もあり、今回レクサス初採用となるのは、路車間通信システム(DSSS)と車車間通信システム(CVSS)からなる「ITS Connect」。

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DSSSは、交差点で右ウィンカーを出して停まっている際に、対向車や歩行者がいるのにブレーキから足を離し、接近してくる対向車や右折先の歩行者を見落している可能性がある場合に、表示と警告音による注意喚起をするもの。

CVSSは、レーダークルーズコントロールで先行車に追従している際に、先行車両が通信利用型レーダークルーズコントロール対応車両なら車車間通信によって取得した先行車両の加減速情報に素早く反応するもので、車間距離や速度の変動を抑制し、スムーズな追従走行ができるシステム。

両者ともにインフラ整備や対応車種が増えないと機能しませんが、とくに後者はトヨタなどが進める部分的自動運転にも寄与するものです。

リヤクロストラフィックオートブレーキ(RCTAB)もレクサス初。駐車場などからの後退時にリヤクロストラフィックアラート(RCTA)がレーダーで検知後、衝突の危険性がある場合に、自動的にブレーキがかかり、障害物との衝突被害の軽減を支援する装備です。

駐車時などの支援機能はほかにもあり、インテリジェントクリアランスソナーは、コンビニなどの店舗に突っ込んでしまったり、立体駐車場から落ちてしまったりするアクセルとブレーキの踏み間違いに対応。

クリアランスソナーに、障害物との接触を緩和する機能が搭載されているのがポイントで、前後進行方向にある壁などの障害物を検知すると、発進時にエンジンの出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動的にブレーキがかかるシステムです。

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ほかにも、高輝度LEDコーナリングランプ(ウィンカーまたはステアリング操作した方向をワイドに照らす)やレクサスのエンブレムに手をかざすとリヤゲートが自動で開くタッチレスパワーバックドアなどが初めて採用されています。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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