新型マツダCX-5が低全高化で得たもの、失ったものとは?

新型マツダCX-5のボディサイズは、全長4545×全幅1840×全高1690mmでホイールベースは2700mm。先代CX-5は、全長4540×全幅1840×全高1705mmで、ホイールベースは2700mmとなっています。

全高が15mm下がったことが大きな違いとなっていますが、これは空気抵抗(燃費)や走りの面から下げたのではなく、デザイン上の理由。新旧で見比べると狙いである「スピード感」が確かに具現化されているように見えます。

室内長は先代よりも20mm短くなり、室内幅は10mm広がっています。全長が5mm長くなったのに、室内長が20mmも短くなったのかと思うかもしれませんが、インパネ形状による計測ポイントの差でこうした数値が出ているとのことで、実際に室内が短くなったわけではないそう。

さて、代が変わっても計測ポイントの差が少なそうな室内高はどうでしょうか。こちらも新型の方が15mm低くなっています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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