【東京モーターショー15】高性能ピストンで名を馳せたマーレの未来戦略

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マーレのルーツともいえるピストンに関しては、モータースポーツからのフィードバックが、その技術力を示しています。

F1エンジンでの技術を応用したという『ジェットイグニッション』はパワーや燃費性能といった効率向上につながるもの。また、ル・マンで5回も優勝したエンジンに使われたというスチール製ピストン技術は、『モノサームピストン』として量産の乗用ディーゼルエンジンに採用されているということです。

モータースポーツで培ったノウハウが、省燃費パワートレインを生み出しているというわけです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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