【動画】ボルボの次世代コンパクトは共通構造でハイブリッドやオープンもある?

トヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)や、VWグループのMQB(Modulare Quer Baukasten 英語ではモジュラー・トランスバース・マトリックス)、ルノー日産のCMF(コモン・モジュール・ファミリー)など、基本設計のモジュール化(共用化)の動きは、もはや次世代自動車開発の重要なトレンドとなっています。

CMA platform side view

年間生産台数が700~1000万台規模のメーカーであれば、グローバルのニーズにあわせて多品種を用意する必要がありますが、基本設計の共用化はそうした多品種の製造において開発コストや部品調達コストの低減につながるのがメリットだといいます。

また、ひとつの基本設計から、様々な車種を生み出しやすくなるのもメリットとして挙げられます。

そうしたモジュール設計をボルボも次世代コンパクトカーから採用することを発表しました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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