トヨタのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)や、VWグループのMQB(Modulare Quer Baukasten 英語ではモジュラー・トランスバース・マトリックス)、ルノー日産のCMF(コモン・モジュール・ファミリー)など、基本設計のモジュール化(共用化)の動きは、もはや次世代自動車開発の重要なトレンドとなっています。
年間生産台数が700~1000万台規模のメーカーであれば、グローバルのニーズにあわせて多品種を用意する必要がありますが、基本設計の共用化はそうした多品種の製造において開発コストや部品調達コストの低減につながるのがメリットだといいます。
また、ひとつの基本設計から、様々な車種を生み出しやすくなるのもメリットとして挙げられます。
そうしたモジュール設計をボルボも次世代コンパクトカーから採用することを発表しました。