スバルが次期「XV」に同社初の「PHV」設定か?

スバルは2017年の販売車両からZEV規制の対象となる見通しで、全体の16%をZEVに切り替える必要が有ります。

メーカーがこの規制をクリアしなかった場合、1台あたり5千ドル(約60万円)の罰金を科せられることになり、他社から「排出枠」を買い取れば規制をしのぐことも可能ながら、多額の費用が発生。

VIZIV_FUTURE_ CONCEPT

欧州勢が矢継ぎ早にPHVを発表しているのも、EU規制に加えて米国のZEV規制クリアを考慮しているためとみられます。

こうした背景から、スバルは2017年に発売を予定しているモデルでZEVをクリアするにあたり、提携先であるトヨタの最新PHVシステムを導入するという訳です。

VIZIV_FUTURE_ CONCEPT

同社が東京モーターショー15に出展予定の「インプレッサ5ドアコンセプト」や、「VIZIVフューチャーコンセプト」などがその対象モデルと予想されます。

スバルが今後米国を手始めに投入するPHVが大いに注目されます。

■スバル XV HYBRID
http://www.subaru.jp/xv/hv/

■スバル インプレッサ SPORT HYBRID
http://www.subaru.jp/impreza/sport_hv/

Avanti Yasunori

■画像をご覧になりたい方はこちら https://clicccar.com/2015/10/25/335252/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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