新型レクサスRXは、先代RXからどれだけ進化したか?

中でも全長は120mmも延びていて、全幅はほとんど変わらず10mmワイドに、全高は20mm高くなっています。

ホイールベースも50mmストレッチされていますが、これにより、前後席間のカップルディスタンスが18mm延ばされて後席が広くなっているのは朗報。

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荷室容量は、先代から43.3Lアップとなる553Lと拡大し、後席裏にトノカバーを立て掛けると、デッキに大きなスーツケースも収納できるそうです。

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走りの面でも大きく進化し、ハイブリッドの4WDモデルには、電気式4WDのE-Fourを搭載し、「旋回時のスリップ率フィードバック制御とヨーレートフィードバック制御を加えて、走行条件に応じた最適な前後トルク配分を実現」したとしています。

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いまやトヨタ、レクサス各モデルでお馴染みになりつつある2.0L直噴ターボエンジンの「RX200t」の追加設定もトピックスで、ハイブリッドではなく純ガソリンエンジンで爽快な走りを楽しみたいというニーズに応えてくれるとともに、こちらで紹介したように車両価格もハイブリッドより抑えられているのも魅力。

なお、気になる燃費とパワーですが、RX450hが3.5Lのアトキンソンサイクルエンジンを大幅に改良することで18.8km/Lを実現し、262ps/335Nmを発揮。システム最高出力は313psを誇ります。

先代のRX450hは、17.4km/Lというカタログ燃費で、最高出力は249psでしたからエンジン単体でもパワーアップが図られています。

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一方の2.0L直噴ターボを積む「RX200t」は、最高値で11.8km/Lというカタログ燃費で、最高出力は238ps、最大トルクは350Nm。

先代のRX350は、3.5LのV6エンジンを搭載し、JC08モード燃費が9.1km/L、最高出力は280ps/348Nmでしたので、新型「RX200t」は燃費が2.7km/Lアップし、最高出力は譲るものの、同等レベルの最大トルクが確保されています。

さらに、先代のRX270は2.7Lの直列4気筒を搭載し、燃費は10.0km/L、188ps/252Nmというスペックでしたので、新型「RX200t」が燃費、動力性能ともに大幅にアップしているのが分かります。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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