ボルボのエンジン戦略とV40「T3」の走行モードによる違いとは?

技術的には、エンジンの摩擦低減、可変バルブシステム、デンソー製インジェクターを採用した200barの高圧によるコモンレール式直噴技術、サーマルマネジメントシステムなどにより、エンジンの高効率化や性能向上が図られています。

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小型小径設計の点火プラグは、イリジウムと強化白金を使ったデンソーとの共同開発によるもの。ほかにも、新ECM(エンジン・マネジメント・モジュール)によりダイナミックな噴射制御などが可能になっているそうです。

走行モードは省燃費の「ECO+MODE」、通常の「D-MODE」、エンジンなどのレスポンスが高まる「SPORT MODE」の3つを用意。

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「ECO+MODE」でもそれほど出力が絞られるような、かったるい走りにはならない印象ですから、速度域の低い市街地なら積極的にチョイスして燃費を稼ぎたいモードになっています。こちらは減速時に7km/hになるとエンジンが停止。

デフォルトの走行モードである「D-MODE」は、「ECO+MODE」と比べるとより元気に走ってくれますので、速度が乗る郊外や高速道路向きで、車両が停止するとアイドリングストップが作動します。

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「SPORT MODE」は文字どおりの制御で、スロットルマップやシフトポイント、ロックアップスケジュールなどを専用チューン。ワインディングや高速道路などで積極的な走りを楽しみたい時に最適。アイドリングストップもオフになるので、実燃費は数%下がりそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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