SKYACTIV-D「マツダのクリーンディーゼルは違法ソフトを使っていない」と宣言

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マツダの排出ガス規制への適合対応について

マツダは、法令遵守の精神に基づき、全てのガソリンおよびディーゼルエンジンを、各国の規制に厳格に適合させており、違法なソフトウェア、ディフィートデバイス(無効化機能)は一切使用しておりません。
お客様におかれましては、今後も安心してお乗りください。

マツダは、「走る歓び」を追求しながら、燃費向上/CO2低減と、排出ガスを可能な限りクリーンにする事を責務としております。それは過去においても将来においても変わらぬ課題と捉えており、内燃機関の基本機能である“理想の燃焼”の追求を含む技術開発を続けてまいります。

また、各国当局が検討を進めている、実走行をベースとした排出ガスの新しい認証試験方法であるWLTC(Worldwide harmonized Light-duty Test Cycles)やRDE(Real Driving Emissions)などについても、連携した対応を進めていきます。

 1.5リッター、2.2リッターをラインナップするマツダのクリーンディーゼル「SKYACTIV-D」は、低圧縮比と高圧・低圧2系統のEGR(排気再循環)を巧みに利用することにより、後処理をせずともNOx排出量をはじめ日本の厳しい排ガス規制値をクリアしていることが特徴的なエンジンです。

すでに画期的かつ他社をリードするエンジンと高い評価を受けているSKYACTIV-Dですが、今回のマツダの発表によれば、 もっともっと進化を遂げるべく開発の手は休むことなく続けられているといいますから、さらに進化したSKYACTIV-Dに期待できそうです。

■関連リンク
マツダの排出ガス規制への適合対応について
http://www2.mazda.co.jp/info/20150929/

(撮影・文 山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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