24日にはドイツのドブリント運輸相が「VWが欧州でも不正を行っていたことを認めた」と発表、本問題は米国だけでなく、欧州にも拡大する様相を見せています。
本国ドイツではメルケル首相が事態の徹底究明を求めており、独当局は他メーカーのディーゼル車も調査する方針とか。
パリなど、欧州の都市部でディーゼル車による大気汚染が深刻化しており、ディーゼル車の乗り入れを規制するなど、状況が改善しないことに疑問を感じていましたが、こうした実情が影響している可能性も有りそうです。(NOxは光化学スモッグ発生源)
2015年の世界販売台数で首位の座をトヨタから奪取する計画だったVWは経営トップが「数」を追ったことにより、ブランドの信用まで損ねかねない状況に発展しており、今後の同社の事態収拾への対応が注目されます。
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