前回お届けした洪水時の車両水没時の対応に関連して、今回はハイブリッド車やEVユーザーなら気になる車両の「感電」対策について、メーカー対応がどうなっているのかについて調べてみました。
HVやEVには約200V以上の高電圧システムが搭載されており、事故などで露出した高電圧ケーブルなどに接触すれば、感電による死亡または重傷を負う恐れがあります。
そこで国土交通省は電動車の急速な普及に伴い、2011年6月に道路運送車両の保安基準を改正、感電防止に関する国際基準を新たに採り入れるなど、衝突時の感電防止や高電圧配線の橙色被覆を義務付けました。