米ラスベガスで9月8日にワールドプレミアされ、15日にフランクフルトショーで公開された新型プリウスの市販モデル。
最近では欧米各社からもハイブリッド車が続々と登場するようになり、おりからの原油安の情勢もあって、燃費やデザイン以外の新たな魅力が必要になりつつあります。
そうした中、トヨタはかねてから準備を進めてきたクルマづくりの構造改革「TNGA」の成果である新プラットフォームを同車に初採用しました。
ハイブリッドシステムの軽量・コンパクト化やボディーの高剛性化に加えて、リヤサスペンションを上級クラスに使用されるダブル・ウイッシュボーン式にグレードアップ。
駆動用バッテリーを荷室から車両の中央付近に移動して動的運動性能を高めるなど、低燃費に加えて「走る楽しさ」についても、より高レベルで実現したとしています。