米国トヨタが今月発表した8月の新車販売情報によると、総販売台数は22.4万台(前年同月比-8.8%減)で、3ヶ月ぶりに前年実績を下回わりました。
タコマ(+13.2%)やハイランダー(+16.1%)、4ランナー(+15.1%)などのSUVやピックアップトラック系の人気が高い反面、主力セダンのカムリが3.8万台(-14.6%)、カローラが3.2万台(-4.1%)、プリウスが1万台(-26.3%)と落ち込みが目立つ状況。
特にプリウスは既にモデル末期を迎えているため、日本国内でも今年の4月頃から販売減が顕著となり、今年に入って販売台数が月平均で10,930台/月と、昨年比で約3割程度減少、2013年比で見た場合は半減しており、特に直近の8月では6,618台といった状況。(2014年 15,300台/月、2013年 21,000台/月、2012年 26,500台/月)
同車は2009年5月のデビューから既に6年以上が経過しており、モデルチェンジが近付くと次期モデルの情報が流れることもあり、買い控えが進むのは致し方無いところ 。
そうした中、米国時間の9月8日、遂に4代目プリウスがラスベガスでワールドプレミアされ、日本でも12月9日の正式発売が噂されており、再び同車がどこまで販売を伸ばすのかが注目されます。
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