車両をサイドから眺めてみると、ドアミラーの取り付け構造が変更されていることが判ります。
現行モデルではミラーがドアパネルに装着されていますが、新型では小窓下の台座に移動しており、且つ、ミラー本体の位置がやや高くなっているように見えます。
ではなぜ、こうなっているのでしょうか?
その答えは前述のドアトリム意匠に隠されているようです。
ドアベルトライン(窓枠下辺)前端が前下がりになっているため、ボンネットフード後端部の高さで決まるインパネ上面から後方へスロープを流すにあたり、下画像の四角で囲った部分、つまりドアトリム上部の立壁がガラス越しに丸見えになってしまいます。
そこでこの部分に目隠しが必要になり、ミラーの取付け構造を変更、台座を設けることで意匠を成立させたものと推測され、相対的にミラー位置が高く見えるという訳です。
こんなところにも新たなチャレンジが織り込まれていました。
次回は初代から4代目に至るプリウスの変遷に触れてみたいと思います。
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