ありえない!ウェイトハンデ88kgのGAINER TANAX GT-Rが鈴鹿1000kmのGT300を制す!【2015SUPER GT】

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8月30日の決勝レースはスタートから強く降る雨の中でのスタートとなります。

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予選で強さを見せた2号車ロータス。スタートからホールショットを決め、その後もジリジリと後続車を引き離して行き、5周目頃には独走態勢を築き上げるほどの勢い。タダでさえ速かったのに加え、雨はミッドシップやリアエンジン車のほうが加速時に駆動がかかりやすく有利ということもあって、2位以下を大きくリード。

しかし序盤、セイフティーカーが導入されると、ピットクローズとなったにも関わらずガス欠症状のためやむなくピットイン。このときにペナルティーを取られ90秒のピットストップを食らってしまいます。

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ここでトップは目まぐるしく移り変わります。88号車マネパ ランボルギーニ GT3が一時期トップに立ちますが、すぐに61号車SUBARU BRZ R&D SPORTにとってかわられ、その後ろにはStudie BMW Z4。このBMW、ホワイトラインカットによるドライブスルーペナルティーを克服して怒涛の追い上げを見せていました。

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また、雨という状況下では先述の理由の通り、リアミッドシップ車が強さを見せ、21号車Audi R8 LMS ultraも一時期トップ争いにも加わる勢い。最終的に5位でフィニッシュ。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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