ランドクルーザー・プラドに搭載され、トヨタが日本市場で復活した乗用ディーゼルエンジン「1GD-FTV」。
車重2.2tという重量級のSUVにも関わらず、JC08モード燃費性能は11.8km/L、二酸化炭素排出量は219g/kmという環境性能を達成しています。
その優れた環境性能を生み出しているのは、トヨタの新型クリーンディーゼルが、単にクリーンなだけではないからです。この新ディーゼルエンジンの最大熱効率は44%と世界最高レベルを実現しているというから驚きです。
その技術的なポイントは『世界初のTSWIN(ティーエスウィン)を取り入れた次世代高断熱ディーゼル燃焼を採用』したことにあるといいます。
「Thermo Swing Wall Insulation Technology」 の略称であり、新型ディーゼルのコア・テクノロジーとしてアピールされているTSWINとは、果たしてどのような技術なのでしょうか。