一方のフォルクスワーゲンは、日本法人の庄司社長が突然退任するなど、ややばたばたしている感もありますが、下半期は新型パサートをはじめ、ゴルフ・オールトラック、MTモデルの再導入などで新車や派生モデルによる攻勢をかける構え。
では、下半期最初の7月はどうなったでしょうか?
日本自動車輸入組合(JAIA)によると、1位は4373台でメルセデス・ベンツ。前年同月比113.3%、輸入車でのシェアは17.89%と好調を維持。
2位は4199台のフォルクスワーゲンで、前年同月比100.3%、シェア17.18%。少し持ち直してきていますが、1月から7月までの累計台数では前年から減っていて85.3%。なお、メルセデス・ベンツは118.4%で、メルセデスの好調ぶりが伝わってきます。
1位:メルセデス・ベンツ 4373台(113.3%)
2位:フォルクスワーゲン 4199台(100.3%)
3位:BMW 3130台(115.7%)
4位:アウディ 2126台(113.9%)
5位:日産 2044台(79.0%)
6位:BMW MINI 1466台(118.1%)
7位:トヨタ 1277台(75.0%)
8位:ボルボ 1078台(140.0%)
9位:ジープ 584台(113.8%)
10位:ポルシェ 481台(183.6%)
日産・マーチやトヨタ・アベンシスなどが輸入車扱いにはなっていますが、これらが冴えない一方で、ランクインしている海外メーカーの輸入車は軒並みプラスになっています。
■輸入車市場に異変!? 2015年上半期は16年ぶりにメルセデス・ベンツが首位に
https://clicccar.com/2015/07/15/317580/
(塚田勝弘)