15cmサイズのクルマがとんでもないスピードで走るミニ四駆。
現在3たびブームが再燃中ですが、過去ハマった方々も心躍らせるプロジェクトがタミヤで進行中です。
ミニ四駆の人気車種のひとつである「エアロ アバンテ」を本物の自動車として再現。ドライバーがミニ四駆に乗り、運転・走行するという夢が現実になろうとしています。
基本的なディメンション(全長・全幅・トレッド…等の比率)はなるべく忠実に再現を目指しますが、現実的にはタイヤの大きさを元に車全体の大きさが決まるでしょう。
シャシーはスペースフレームで構成されたモノを元に作り上げます。
このフレーム構成は昔のレーシングカーやスーパーカーで多用され、フェラーリではF355・456M GTなど、20世紀の終わりまでこの形式のクルマを生産していました(フェラーリではチューブラーフレームと呼ぶようです)。
大規模な生産設備が不要で、現在の自動車でも一般的なモノコックフレームに勝る剛性が得られる反面、大量生産に向かない為、市販車の製造現場からは徐々に淘汰されましたが、1台限りのこの企画にうってつけの形式です。