シャトル
今年5月に新登場したコンパクトステーションワゴンが「シャトル」です。
流麗で伸びやかなプロポーションと、キリッとした表情が目を引くフロントマスクをもつなど、未来感あふれるデザインでまとめられたボディは、最小回転半径4.9~5.2mと取り回しに優れる点もポイント。
そのコンパクトなボディを誇る一方で、室内空間や荷室の容量はトップクラスの広さを実現!!とくに荷室は5名乗車時で570Lのフラットな空間が確保されているだけでなく、開口高も地上から54cmと低く設定することで積載性にも配慮されています。
また、後席シートバックに「マルチユースバスケット」と呼ぶポケットを一部グレードに用意。傷つけたくないモノをサッと載せられるのが嬉しいです。
パワートレーンは、JC08モードで最良34.0km/Lを達成する1.5L直列4気筒エンジン(110ps/134Nm)にモーター(22ps/160Nm)を組み合わせたハイブリッドのほか、通常のガソリンエンジン(132ps/155Nm)もラインナップ。さらに、コンパクトステーションワゴンのハイブリッドモデルとして初めて4WDを設定。低燃費とともに、降雪地域などで頼もしい走りを披露してくれるとのことです。
ステップワゴン
手頃なボディサイズながら広い乗車スペースとラゲッジルームを持つことから、高い人気を誇る「ステップワゴン」。
今年4月にデビューした新型は、室内の空間の広さはもちろん、装備を充実化し、ミニバンならではの魅力にさらなる磨きをかけてきました。
さらに、驚くべきは「わくわくゲート」と称するテールゲートです。従来の縦開きに加えて横開き機能を追加したテールゲートは、開口高を低くするとともに、後ろにスペースが少ない場所でも荷物を気兼ねなく積める積載性が魅力。
また、この手のミニバンとしては国産メーカーとして初めてダウンサイジングターボエンジンを採用。わずか1496ccの排気量でもグングンと力強く走ってくれます。自動車税がライバル車よりも割安な点も見逃せません。
安全面でもミリ波レーダーと単眼カメラで対象物を検知し、事故を予防する先進の安全装備「Honda SENSING」を全グレードに設定するなど、安全にも抜かりがないのでファミリーカーにピッタリです。
グレイス
軽自動車をはじめコンパクトなクルマは多いですが、いまやすっかり存在が薄れてしまったのがコンパクトなセダンでした。
ただ、コンパクトセダンを欲する声があったのも事実で、そんな声に応えるようにホンダが昨年12月にリリースしたのが「グレイス」でした。
ホンダの十八番である「センタータンクレイアウト」を採用したことで、室内空間は広々、荷室もゴルフバッグを最大4セット積載できるほどの空間を誇ります。
さらに、ただ広いだけでなく質感の高さも特徴。上級セダンのシートフレームに柔らかなウレタンを厚めに配して快適な座り心地を提供するフロントシートをはじめ、リヤシートも座面長やクッションの厚み、背もたれの角度にいたるまで徹底したこだわりっぷり。「優美」や「思いやり」を意味する「GRACE(グレイス)」の名に恥じぬ品質を披露しています。
ちなみに、今年6月には1.5L直列4気筒エンジン(132ps)を搭載するグレード「LX」を追加。プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンやリヤエアコンアウトレット、本革巻きステアリングが備わって価格は175万円からとリーズナブル。